つぼみ組
子どもたちは、身の回りの事に興味を持ち始めました。着脱等に関して、自分でやってみようという意欲が芽生えてきているようです。外遊びから保育室へ戻る際に、自分で靴と靴下を脱いで下駄箱へ入れることはできるようになりました。最近は、ズボンの着脱に挑戦中です。保育士が途中まで脱がせたズボンから自分で足を抜いたり、保育士が広げたズボンの中に足を入れて腰まで引っ張る動きをしたりと一生懸命に頑張っています。自分でやりたいという意欲を大切に、出来た時には一緒に喜び、達成感を味わえるよう、今後も関わっていきたいと思います。
もも組
製作活動で、指先を使って“シール貼り”や“スタンプ”等を、楽しみながら取り組んできました。製作では、とても集中して取り組む子がいれば、やりたくないという子もいます。そういった『やりたくない』という意思がしっかり伝えられるようになった事や、友達の様子を見て『やってみたい』と思えるようになった事等、製作活動ひとつを見ても、沢山の成長が感じられて嬉しく思っています。他には、“朝の会”に友達と一緒に参加する子が増えたり、ごっこ遊びの中で、子ども同士のやり取りが多く見られるようになったりと、友達への関心がさらに強まったように感じます。子どもたちの思いをしっかり受け止め、これからもどんどん自己表現が出来るよう寄り添っていきたいと思います。
たんぽぽ組
子どもたちは、昨年とてもたくさんの成長を見せてくれました。その中でも代表的なのは、自分の事がいろいろと出来るようになってきた事です。今は進級に向けて、着替えの際に“汚れたズボンを畳んで荷物入れにしまう事”と、“上着のチャックを自分であげる事”に挑戦しています。上手く出来ない時もありますが、担任が一緒にやり方を伝えながら取り組み、《できた!》という経験を重ねることで、子どもたちの達成感に繋がるように心がけています。また、友達との関わりがさらに増え、困っている友達の手助けをする優しい姿が多く見られるようになってきました。引き続き、子どもたちの成長に寄り添い、見守っていきたいと思います。
すみれ組
昨年12月は初めての発表会に参加し、“舞台に立って表現すること”、“観客に見てもらうこと”を経験しました。ゆり組の発表を先に観たことで、「自分たちもお兄さん、お姉さんみたいにかっこよくやりたい!」と憧れの気持ちを持ち、本番は張り切って挑戦しました。当日は緊張した様子もありましたが、みんなと一緒に楽しみながら、自分たちなりの表現で歌や演奏、役を演じるということができました。発表会が終わってからも衣装を着て遊んだり、ゆり組やひまわり組が発表した歌を口ずさんだりと余韻に浸っているようでした。今年もそれぞれの個性を大切にしながら様々な活動を経験して、豊かな感性や表現を身につけていってほしいと思います。
ひまわり組
12月の発表会では、昨年度と変わって“観客がいる中での発表会”に、初めて参加することが出来ました。発表する劇については、子ども達と一緒に台本を作りました。題材、登場人物を皆で話し合って決めて、歌が大好きな子どもたちらしく“ミュージカル風”にすることにしました。本番当日は、少し緊張した様子もありましたが、発表会が始まると、緊張よりも楽しさが勝ったようで、練習の時以上の力を出して取り組む姿が見られました。また、台詞を言う際には動きも加わり、感情豊かに表現できていて、とても素晴らしかったです!歌や合奏につても、いつも以上の頑張りを見せてくれました。保護者の皆様には、衣装等の様々なご協力をいただきました。ありがとうございました。
ゆり組
昨年の最後は、ゆり組全員で2泊3日の“お泊まりスキー教室”に参加することが出来ました。辺り一面雪景色の中でたくさん遊び、本当に楽しい一年の締め括りとなりました。そして、いよいよ今年は保育園生活最後の年。4月から始まる新しい生活に向け、お昼寝をしない生活に挑戦していきます。最初は1週間の内2日程お昼寝しない日を決め、子ども達の様子で徐々に寝ない日を増やしていく予定です。新たな生活の流れに体が慣れず、疲れを見せることもあると思いますが、子ども達の体調面や情緒面を考慮しながら進めていきます。残り3ヶ月となった、仲間と過ごす時間を大切にしつつ、新たな生活も視野に入れて新年をスタートします。今年もどうぞよろしくお願いします。