つぼみ組
10月は感触遊びを楽しみ、水で溶かした片栗粉遊びや新聞破り、シール貼り等を取り入れていきました。始めは触ることを拒んだり不思議そうに眺めていたりした子どもも、回数を重ねるごとに興味を示し「きゃ~!」と喜びながら遊ぶようになっていました。手先が器用になり、親指と人差し指を使って物を掴んだり剥がしたり出来るようにもなり、遊びの幅が広がってきているところです。低月齢の子ども達は保育士やクッションで身体を支えられながら座れるようになり、保育士との触れ合い遊びでは声を出しながら笑うようにもなっています。今月以降は体調や気候を見ながら、園庭遊びや散歩活動も取り入れていきたいと思います。
もも組
今、子ども達の遊びの中でごっこ遊びが盛り上がりを見せています。
お部屋遊びの時に、一人の子どもが「こっちだよー」と友達の手を引いて部屋の隅に並んで座り、電車に乗ってお出掛けしていました。しばらくすると「ついたよ」と立ち上がって、「こうえんいくよ」と手を繫いで室内を歩き始めました。またある時は、ブロックを高く繋げて図鑑で見たはしご車やクレーン車に見立てて「できたよ」と誇らしげに見せてくれました。部屋の壁に沿ってブロックを並べて線路に見立て、その上を電車で走らせて遊んでいた時は、他の子どももそれを見てすぐに電車とわかり、遊びがどんどん広がっていきました。
友達を誘い合ったり興味のある遊びに参加してみたりと、少しずつ友だち同士での遊びが広がってきました。これからも子どもたちのやりとりが更に広がるような環境をつくり、ごっこ遊びを楽しみたいと思います。
たんぽぽ組
10月のお祭りごっこでは、キラキラした笑顔いっぱいの子どもたちの姿を見る事ができました。屋台では、自分達で作ったかき氷やたこやき等を並べ、店員さんになりきって「いらっしゃいませー!いかがですか~」と元気に呼びかけていました。お客さんとして買い物を楽しむだけでなく、店員さんとして売る側にも挑戦した事で、子ども同士の言葉のやり取りに大きな成長を感じました。
戸外遊びを存分に楽しめる季節となります。これから早い時間より園庭へ出て思いきり体を動かして遊んでいきたいと思います。今、子どもたちが夢中になっているのがしっぽ取りです。スズランテープでしっぽを作り、ズボンに挟んで取られないように走って逃げたり、友だちのしっぽを取ろうと一生懸命に追いかけたりと園庭中を駆け回っています。その中で、友だちと言葉を交わしてのやり取り、友だちと一緒になって活動を行う楽しさをより一層味わえるようになっています。今後も友だちとの関わりを深めていきながら、遊びと活動の幅を広げていきたいと思います。
すみれ組
公園の落ち葉が赤や黄・オレンジ色へと姿を変え、お散歩が一段と楽しい季節になりました。先月行った戸山公園へのピクニックでは初めての公園に喜ぶ子が多く、園内の池の周りでは木の枝を使った釣り大会を楽しみました。誰が一番多くの葉っぱを釣れるか競争したり、釣った葉っぱがどんな色だったか見せ合ったり など、自分達で遊びを考えて楽しむ姿に成長を感じました。公園内は『ジグザグおさんぽ』を歌いながら散策をし、歌詞に出てくる通りに小石を蹴ってみたり水溜りを避けて歩いたりと、イメージを膨らませながら楽しんで歩きました。公園でドングリや落ち葉を沢山見つけたことをきっかけに、その後の園庭遊びの中でも葉っぱ集めやドングリ拾いに夢中な子ども達の姿が見られ、積極的に園庭に出て活動を楽しんでいます。衣服をこまめに 調節しながら、これから一段と寒くなる季節にも負けず、元気いっぱい戸外遊びを楽しんでいきます。
ひまわり組
9月に催されたゆり組のお祭りごっこに刺激を受け、ひまわり組でも10月にお店屋さんごっこをしました。準備の段階から子ども達と内容を相談し、どんなお店にしたいかや 商品はどの様な物にするかなど、保育士と共にアイディアを出して話し合い、お店の内容を決めていきました。日々の活動の中で商品作りなどを少しずつ始めていくと、子ども達の中の期待感も増していき、「楽しみだね!」と友達同士で話す姿が多く見られる様に なりました。当日はお店屋さん役の子とお客さん役の子のやり取りも盛んに行なわれ、楽しそうに遊んでいる姿がとても印象的でした。ごっこ遊びを通して子ども同士の言葉でのやり取りや、役になり切って遊ぶ姿が見られる様になってきたので、今後子ども達の日々の遊びがどんな風に成長していくか本当に楽しみです。
ゆり組
10月のさつま芋掘り遠足では電車で練馬区の石神井公園まで行き、沢山のさつま芋を採って来ました。電車での遠足は久し振りでしたが、電車に乗る時は他の乗客の方達のことも考え、しっかりと公共交通機関でのルールやマナーが守られていました。畑に着いてからは農家の方にさつま芋の掘り方を教えていただき、軍手を真っ黒にしながら土を掘って芋を採ることを楽しみました。この時の経験がとても楽しかった様で、後日の室内遊びでは芋掘りで体験したことをレゴブロックで再現して遊ぶなど、子ども達とって楽しい思い出の一つになった様です。秋も深まりを見せていきますが、これからも季節の行事を楽しめる様にしたいと思います。